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zoom RSS 「源氏物語 千年の謎」

<<   作成日時 : 2011/12/22 04:41   >>

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少々遅くなりましたが観てきました。

またレイトショーだったので、今はまだ観てから数時間しか経ってません。
ゆえにこの「源氏物語 千年の謎が」一体何を表現しようとしていたのか。
それが今の私にとっての数時間の謎だったりします。

でも多部さんが葵の上を演じてくれたので、何か書きたいという欲求だけは、超怠け者の私でもあったりします。


この映画で多部さん演じる葵の上は、平安時代の衣装と動きの少ない佇まいで、ほとんどが寝所のみの登場、って感じでした。

正直言って物足りません。
光源氏とのやりとりも少なく、葵の上が彼を疎ましく思う気持ちも、懐妊後に少し心を許す様になる過程も描き方が中途半端です。
光源氏が最初の逢瀬で葵の上に媚びる感じで「このまま二人っきりの世界でいたい」みたいなことを言いますが、全く現実的に「二人っきりでは日常生活に支障をきたします」って感じでそれをあしらってた葵の上には多部さんっぽいなって思って笑っちゃいましたけど。

やはり平安時代の衣装と髪型と所作は動きがことごとく制限されるようで、各女優さんも、もちろん多部さんも、その表現力は声と顔の表情とに集約されます。

しかし、「デカワンコ」での、振り切ったキャラクターを軽々とやってしまう多部さんを、こうしてカッチリと「源氏物語の葵の上」という枠でコリ固めてしまうとどうなるか、という興味は、裏テーマとして私の中に厳然としてあったんです。
そしてそれは結構満たされました。

「デカワンコ」や「真夜中からとびうつれ」での規格外の魅力を、古典の超有名キャラクターの制約で封じるんです。
気分は大御所監督です。裏を返せばイケナイ多部さんファンかもです。

動きを封じられた多部さんの声は、やはり思った以上にイイです。
光源氏の正妻という運命に殉じるその諦念の憂いもイイです。
夫の情人に生き霊で苦しめられる、その運命も儚くてイイです。
そうです。この映画を観ている間、私はサディステックな多部さんファンでした。

制約に拘束される多部さんも全然アリで、多部さんの魅力にまた一つ新たな項目を書き加えることができました。それだけで、私はこの映画をヨシとします。

大活躍していた田中麗奈さんも観ることができましたし、多部さんと麗奈さんの、合成じゃない共演シーンもありました。ここは個人的に長年のファンの田中さんと多部さんの共演にワクワクできました。



レイトショーだったから、入る前はガラガラの館内を想像していましたが、思った以上にお客さんはいました。20数人ぐらいかな。
でも男は私一人。二人組で座ってる方々も男女じゃなく女同士でした。
まあほとんどが生田君のファンだと思います。

私は多部さん目当ての少数派だからこれはこれでいいんですが、彼女たちは満足して帰っていったんでしょうか・・・。
私としては、もうちょっと映画的なハッタリ演出を使ってでも、彼、光源氏をカッコよく見せるべきだと思ったんですけど、彼はものすごく淡々とした、苦悩するマザコンの青年でしたね。

主役として華がない光源氏に2時間15分の物語の牽引は難しいように感じました。

ま、生田君ファンの方たちもサディスティックになったり、マゾヒスティックになったりできる作品でしょうから、そういう意味では楽しめますね。





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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
やはり映画全体の感想と多部さんへの感想は別 ということになってしまうのが多部さんのファンの正直な気持ちでしょうか。 

サカモトさんの多部さんの見方には大いに共感します ・・・ さりとて大声で絶賛するようなものでも無いのかなあと(笑
rakuyou
2011/12/22 19:08
>さりとて大声で絶賛するようなものでも無いのかなあと

あ、そうですか(笑
私はrakuyouさんの試写会の記事を読んで、多部さんの出番が思ったより少なかったことを知り、それにrakuyouさんの文章のテンションが上がってないことから判断して観る前にハードルをかなり下げました。
おかげで多部さんが画面に出てきただけで盛り上がれる状態だったんです(笑

でも、もちろん私も大声では言いませんよ。この最果てブログだから言えるんです(笑
サカモト
2011/12/22 21:27
最果てブログ?
私にはほぼど真ん中なんですが(笑

本年も宜しくお願い致します。
rakuyou
2012/01/05 22:37
私にとってど真ん中は「ゆらぎ」です。
本年もお世話になりながら多部さんを追っかけていきたいと思います(笑
こんな怠け者ですが、宜しくお願いします。
サカモト
2012/01/07 02:52

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